6枚落ちの勝ち方

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6枚落ちの勝ち方です。

道場では、6枚落ちを指すときに、66角と出て、左側から破る指し方を教えます。上の指し方は右側から雀指しで破る方法です。なんかこの方法の方が簡単な気もしてきました。

それでは解説していきます。

①1手目 42玉  下手はまだどう来るかわかりません。普通は角と飛車を効率よく使うために76歩と開ける手が予想されます。すると33の地点に成る手があるので、前もって42玉と上がります。他にも32金もあると思うので、それは後で、                    ②2手目 76歩 角道を開けます。76歩と指すと、角が一気に敵陣33の地点まで利いてきます。この手によって、上手の44歩(ただ取りされてしまう)、34歩(角が11になれる)など牽制できます。                                      ③3手目 72金、まだ、右からくるか、左からくるかわからないため、どちらから来てもいいようにバランスをとった手です。                                  ④4手目、6手目 26歩 25歩 飛車先をのばして、飛車の可動域を増やす手ですが、真の目的は1筋攻略で、26歩、25歩とすることにより、上手の24歩、23金の1筋を強化する手を封じています。                                     ⑤5手目、7手目、22銀、32金  下手が右側から攻めてくる姿勢をみせているので、備えた手です。                                        ⑥8手目~14手目、 はじ攻めの準備です。 香が上がってその下に飛車が周る指し方を雀指しといいます。                                      ⑦9手目~15手目 銀が中央に上がり角道を止めにきました。あとで玉がはじに行きはじを受ける指しまわしをやります。                                ⑧16手目~19手目  14歩からはじを攻めます。数が多いと前に進んでいけます。14の地点は上手、歩1枚、対して下手は、歩と香と飛車が利いています。なので14歩、同歩、同香と進み、次は13の地点ですが、上手銀1枚、対して下手は、香と飛車、なので、13歩と指しても、同香成、同銀、同飛車成りと突破することができます。なので上手は34歩と銀を逃す指し方をします。

⑨20手目 12香成   香が成れる場所が3か所あります。1番いい場所は12です。香や、歩が成れたら積極的に相手の金や銀と交換を狙うことをお勧めします。金や銀を持ち駒にすると王様を寄せやすいからです。よく駒落ちで、せっかくはじを破っても最後まで、と金が2枚ぐらい残って負けてしまうのをよくみるので、成るのが目的ではなくてなった後が大切です。            13の地点は、銀が逃げられたあと飛車の成りをじゃましています。              ⑩21手目、22手目  33銀 21成香                          33銀は、成香と銀の交換を避けた手です。対して21成り香は、飛車が急所の12に成るための手です。基本的に金は、敵陣1番奥の1段目には行かないものですが、この場合は飛車の威力を最大限に生かすためにあえて21に行きます。

⑪23手目~25手目                                     飛車は12に成ります。王様にいる列に成ることが大切です。12に成ることにより、上手玉の逃走を遅らしています。42の玉が5筋にいけば、32の金が取られてしまうし、32の金が動けば42の玉がとられてしまいます。龍の利きを22の地点で止めたくても、21の成香がいてとめることができません。

⑫26手目 24歩                                    14歩もありますが、より厳しく、24歩と突きます。ほっとくと23不成りが金と銀にあたってしまうので、同歩か同銀ですが、同歩には23歩とたらして、次の22不成が防げません。数の攻めです。下手は飛車と成香と歩、上手は金と銀、3対2です。なので同銀ですが、これでも22の地点が2対1になるので21成香を32の金と交換していきます。                歩の突き捨てにより、22の守りを2から1に減らすことができます。そういった手を覚えると強くなります。

⑬あとは、なんども並べて、攻め方を覚えて下さい。1間竜で玉と竜の間の駒を攻めながら玉を追い詰めていきます。積極的に駒を交換して玉に近づいて行ってください。

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上手が顔面受けをしてきた場合。

①12手目 17香と上がらずに、18飛車とまわります。将棋は相手のいるゲームなので、自分の思うとおりに相手は指してくれないのが当たり前です。相手が玉で受けてきた場合、17香、18飛車とまわると、12玉と受けて、13の地点の守りが2対2になり、突破できません。18飛車とまわるのは、歩を交換して、銀を15の地点までもっていくためです。

②銀が15まであがると、13の地点は守り切れず、玉は逃げて行きます。銀を積極的に交換して、飛車をなり込み、挟撃体制で破ったり、成香を作り、成香を金と交換して攻める手も有効です。

ここまで見てくれた方ありがとうございます。見ずらくてすいません。6枚落ちで上手をやっつけてください。

66角から攻略する指し方も好きです。一人でも要望があれば書きます。

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